放熱性の高さを生かして
放熱性(サファイアガラスは、放熱性がどの様に強いか、
またそれが何に利用できるか)
サファイアガラスの放熱性が高いとは、字の如く、サファイアガラスの一点
に加熱された熱が、他の物質と比較にならないほどの早さでどんどん周りに
伝わって行き、そのサファイアガラスの温度が上がらない状態のことを言い
ますが、この放熱性を理解
するために、先ず、ガラスとサファイアガラスの
熱伝導率の比較表を見てみよう。
サファイアガラスはガラスに比べて熱伝導率が数十倍高いことが読み取
れます。こ
れは、サファイアガラスはガラスに比較して、数十倍の速さで熱
が周りに伝わることを
示しています。
放熱性とは、熱伝導率と比例している特性でして、工業界の製品・製造
プロセスや、
実験プラントなどの条件の中に、発熱、熱、高温といった表現
が多々ありますが、こん
な部分に有効に働く特性ですので、今盛んに注目
を集めているサファイアガラスの特
性の一つです。
サファイアガラスの使用例
●高輝度LED 基板
青色発光ダイオードなど、発熱に耐えかつ成膜用基板としての優れた
特性により、現在サファイアの最大の利用分野となっている。
●プロジェクター用のヒートシンク
高輝度プロジェクターに使われるハイパワーランプの熱が光学系に悪
影響をおよぼさない為に、光路の最上流部で熱を遮断し効率的な排熱を
行うように使われている。
●極環境窓
高強度から高圧タンク、耐食性・耐熱性から半導体装置・化学プラント・
高温装置など。地中・海中から宇宙まであらゆる極環境の窓材として使わ
れている。
特性比較表
