強化ガラスの種類
強化ガラス種類(強化ガラスの種類について)
「強化ガラス」とは、次の3点の強度を上げるべく技術アクションを講じたガラ
スのことで、ガラスの表面に圧縮層を形成し、ガラスが外力による衝撃を受けた
とき、破壊に対する抵抗性を高めています。
1) 圧縮応力 2) 硬度 3) 曲げ強度
ガラスを強化する方法として、現在、周知されているものは、下記の「化学強
化方法」と、「風冷強化方法」の二種類があります。
強化ガラスの一次加工
●化学強化方法
強化処理をしたいガラスを、カリュウム( K )イオンを含有した溶液に浸漬する
と、ガラスの中のナトリウム( Na )イオンが放出され、カリュウムイオンがガラス
の表面層に進入していく。 ここで、カリュウムイオンは、ナトリュウムイオンより
サイズが僅かに大きいので、ガラスの表面に圧縮応力層が形成されていく、と
言うのが強化ガラス製造のひとつの方法です。
●風冷強化方法
強化処理をしたいガラスを、約700℃まで加熱し、それに冷風をあて「焼きを
入れる」ことにより、ガラスの表面層と内部に密度差ができる。これが ガラス
の表面の圧縮応力層となる。と言うのがもうひとつの方法です。
強化ガラスの二次加工
上記いずれの方法で加工された強化ガラスでも、表面に圧縮応力層を形成し
ていることから、二次加工は強化処理後には出来ないため、製品形状は、強化
プロセス以前に完成していることが大切です。
サファイアガラスの加工
強化ガラスに比べて、サファイアガラスは二次加工は出来るのですが、その方
法は、ガラスのそれとは全く異なり、切断する ・ 穴あけする ・ 成形する ・
研摩する等・・・の加工は、全てダイヤモンドツールによる削り出ししかありませ
ん。 ましてや、型押しすることや、溶着する事は単結晶品のため不可能です。
強化ガラスの種類
商品としての強化ガラスは、現在各社から沢山市場に出されていますが、ここ
に、その一例を紹介しておきます。
パイレックス ・ パイコール(コーニング社) クリスターナ(石塚ガラス kk )
タフライト ・ バイロクリア(日本板ガラス) etc.